TOEICの正式名称と履歴書の正しい書き方をプロが徹底解説!

TOEICの正式名称と種類を解説したインフォグラフィック。TOEIC Listening & Reading TestやSpeaking & Writing Testsの表記方法、IPテストの違い、履歴書への正しい記載ルールを図解し、英語能力の証明と公式認定証の重要性を分かりやすくまとめた学習・就職活動サポート画像 ビジネス・スキル

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これから履歴書を書こうとして、TOEICの正式名称ってなんだろうと悩んでいませんか。履歴書の免許や資格の欄に書くとき、略称のままでいいのか、それとも長い英語のフルスペルを書くべきなのか、迷ってしまいますよね。間違った書き方をして採用担当者にマイナスな印象を与えたくないなと不安になる気持ち、よく分かります。ここ、すごく気になりますよね。でも安心してください。この記事を読めば、履歴書に一発で正しく書けるTOEICの正式名称や、多くの人が勘違いしがちなIPテストの扱い、有効期限の本当のところまで、知りたい情報がすっきりすべて分かりますよ。あなたの就職や転職活動がうまくいくように、私と一緒に正しい知識をチェックしていきましょう。

  • 履歴書にそのままコピペして使えるTOEICの正しい正式名称
  • 公開テストとIPテストにおける履歴書への書き方の違い
  • 就職や転職の選考でアピール材料になる点数の目安
  • 有効期限の噂の真相と公式認定証に関する注意点

TOEICの正式名称とは種類と正しい記載方法

TOEICの正式名称にはいくつかの種類があり、あなたがどのテストを受けたかによって履歴書に書くべき言葉が変わってきます。ここでは、具体的な種類ごとの正式名称や、履歴書への正しい落とし込み方を徹底的に分かりやすく解説していきますね。

履歴書でTOEICの正式名称を書く理由

就職活動や転職活動において、履歴書や職務経歴書は、企業にあなた自身をアピールするための大切な「公的なビジネス書類」です。そのため、資格や免許の欄には略称ではなく正式名称で記載するのがビジネスにおける最低限のマナーとされているからなんですね。

例えば、あなたが普通自動車の運転免許を持っている場合、履歴書に「車の免許」や「普通免許」とは書きませんよね。しっかりと「普通自動車第一種運転免許」と正式名称で書くはずです。それと全く同じで、「TOEIC」というのはあくまでもテストのブランド名や略称のようなものなんです。資格欄に「TOEIC 700点」とだけ書いてしまうと、採用担当者から見れば「どの種類のTOEICテストを受けたの?」「公的な書類に略称を平気で書くということは、入社後にお客様へ提出する書類でも同じように雑な書き方をするのではないか?」と、少しネガティブな印象を持たれてしまう可能性があります。

逆に言えば、こうした小さなポイントでもしっかりと正式名称で書くことで、「細かいマナーも守れる丁寧な人だな」「ビジネス文書の基本を理解しているな」というポジティブな印象に繋がりますよ。履歴書はあなたという人材の「仕事の丁寧さ」を映し出す鏡のようなものです。せっかく頑張って勉強して取得した素晴らしいスコアなのですから、書き方のマナーひとつで損をしてしまわないように、正しい名称を使ってしっかりとアピールしていきましょうね。

履歴書の資格欄への正しい書き方

履歴書にTOEICのスコアを書くときは、ただ名前と点数を並べればいいというわけではなく、取得年月や点数の書き方にも決まったルールが存在します。基本的には、以下の3つのポイントを守って書けばバッチリですよ。

①取得年月の書き方

まず、一番左に書く「年月」ですが、ここはインターネットでスコアをスマホから確認した日や、郵送で結果が自宅に届いた日ではありません。手元の公式認定証(スコアシート)に記載されている「Test Date(受験日)」の年月を書くのが正しいルールです。また、履歴書全体で「和暦(令和〇年)」と「西暦(202X年)」のどちらかに統一して書くマナーがありますので、TOEICの取得年月も履歴書の他の欄(学歴や職歴など)と表記を揃えるように気をつけてくださいね。

②名称の書き方

名称の欄には、「TOEIC」と略さず、受けたテストの種類に応じた正式名称を書きます。後ほど詳しく解説しますが、一番よく受けられているのは「TOEIC® Listening & Reading Test」ですね。アルファベットの大文字・小文字、そして「®」や「&」などの記号も含めて、一言一句間違えずに正確に書き写すのがポイントです。

③スコア表記の書き方(「合格」はNG!)

最後に点数ですが、数字を書いた後ろには必ず「取得」と付け足すのがマナーです。よくある間違いとして「700点 合格」と書いてしまう方がいますが、これはNGですよ。TOEICは英検などのように合否が決まる試験ではなく、あなたの現在の英語力をスコアで測るテストだからです。実際のイメージが湧きやすいように、よく使われるコピペ用の見本を用意しました。以下のボックスを参考に書いてみてくださいね。

【履歴書への記載見本】
202X年 X月 TOEIC® Listening & Reading Test 750点 取得

TOEICの種類と正式名称の表記

そもそもTOEICとは、「Test of English for International Communication(国際コミュニケーションのための英語テスト)」の頭文字をとった略称です。しかし、履歴書の資格欄にこの英語の長いフルスペルを書く必要はありません。かえって読みにくくなり、採用担当者を困惑させてしまいます。

現在、日本国内で実施されているTOEICプログラムには以下の6つの種類があります。履歴書には、これらの中から「あなたが実際に受けたテストの名称」をそのまま書くのが大正解なんですよ。

テストの正式名称特徴・満点
TOEIC® Listening & Reading Test最も一般的。リスニングとリーディングの計990点満点。
TOEIC® Speaking & Writing Testsスピーキングとライティングの実践テスト。計400点満点。
TOEIC® Speaking Test話す力だけを測定するテスト。200点満点。
TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests英語の初中級者向けテスト。計100点満点。
TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests英語の初中級者向けテスト。計100点満点。
TOEIC® Program IPテスト学校や企業などの団体で実施される特別受験制度。

おそらく、この記事を読んでいる方の9割以上は、リスニング(聞く)とリーディング(読む)の能力を測る一番メジャーなテストを受けたのではないでしょうか。その場合、正式名称は「TOEIC® Listening & Reading Test」となります。一般的な企業の求人票で「TOEIC〇〇点以上必須」と指定されている場合も、ほぼすべてこのテストを指しています。
もし「自分がどのテストを受けたのか忘れてしまった…」という場合は、手元にあるスコアシートの一番上を見てみてください。そこに必ずテストの名称が印字されていますので、それをそのまま履歴書に書き写せば大丈夫ですよ。

IPテストのスコアは履歴書に書けるか

大学の英語の授業の一環や、就職活動前のガイダンス、あるいは会社の社内研修などで、「IPテスト(Institutional Program:団体特別受験制度)」を受けたことがある方も結構多いですよね。その際、「これって正式なテストじゃないから、履歴書に書いちゃダメなのかな?」と悩むかもしれませんが、結論から言うと履歴書に書いても全く問題ありませんし、立派なアピール材料になります

なぜなら、IPテストも公開テスト(個人で申し込んで休日に受ける一般的なテスト)も、テスト結果の意味合いや価値は同じだからです。IPテストでは、過去の公開テストで実際に出題された問題が再利用されることが多いのですが、難易度やスコアの算出基準は公開テストと完全に一致するように統計的に調整されています。そのため、「IPテストだから公開テストより簡単だ」とか「IPテストのスコアは価値が低い」といったことは一切ありません。

企業側も、あなたがどれくらいの英語力を持っているのかを客観的な数値で知りたいだけなので、それがIPテストで測られたものであっても十分に評価してくれます。ただし、個人で申し込む一般の「公開テスト」とは試験の運営形式や発行される書類の名称が異なるため、履歴書に記載する際の書き方には少しだけ注意が必要になります。次の項目で、その具体的な書き方について見ていきましょう。

履歴書におけるIPテストの書き方

IPテストのスコアを履歴書に記載するときは、公開テストと明確に区別できるように、テスト名称の後ろに「IPテスト」と書き添えるのが鉄則のルールです。これを隠して、あたかも公開テストを受けたかのように書いてしまうと、後で書類の提出を求められた際にトラブルになる可能性があるので注意してくださいね。

オンライン受験の場合の表記

最近では、新型コロナウイルスの影響などもあり、自宅のパソコンから受験できる「IPテスト(オンライン)」を導入する大学や企業も増えていますよね。もしあなたがオンライン形式で受験した場合は、履歴書にもその旨を記載するのがより親切で正確な書き方になります。

【IPテストの記載見本】
202X年 X月 TOEIC® Listening & Reading IPテスト 700点 取得

【オンライン受験の場合の見本】
202X年 X月 TOEIC® Listening & Reading IPテスト(オンライン) 700点 取得

※IPテスト記載時の超重要事項
IPテストのスコアは履歴書に書いて全く問題ないとお伝えしましたが、1点だけ気をつけるべき例外があります。それは、外資系企業や一部の大企業などにおいて、募集要項に「公開テストの公式認定証(Official Score Certificate)の原本提出が必須」と明記されている場合です。
IPテストを受験した際に発行されるのは、公式認定証ではなく「スコアレポート」と呼ばれる書類になります。そのため、企業側が「絶対に公開テストの公式認定証じゃないとダメ」というルールを敷いている場合は、IPテストのスコアは認められず、新しく公開テストを受け直す必要が出てきます。応募する企業の募集要項やFAQは、事前に隅々まで確認するようにしてくださいね。

TOEICの正式名称を履歴書に記載する際の注意点

TOEICの正しい名称と、IPテストの扱い方がはっきりと分かったところで、次は「実際に履歴書に書き込むときに、多くの人がつまずきがちなポイント」をさらに深掘りしていきましょう。何点から履歴書に書くべきかという点数の目安や、ちまたでよく噂されている有効期限のウソ・ホントなど、知っておかないと面接で痛い目を見るかもしれない重要知識をまとめて解説します。

履歴書にTOEICの点数は何点から書くべきか

「TOEICを受けたのはいいけど、点数が低かったから履歴書に書かないほうがいいのかな…」と悩むこと、ありますよね。実は、履歴書に何点から書くべきかという明確な法的なルールや決まりはどこにもありません。しかし、一般的な就職・転職市場において「自分の強みとしてアピールできるかどうか」という視点で考えると、以下のような目安が見えてきます。

600点以上:一般的なアピールライン

一般的な企業や、上場企業が新卒・中途採用において期待する平均的な英語力の最低ラインが「600点」と言われています。履歴書の資格欄に堂々と書いて、プラスの評価に繋がり始めるのはここからかなと思います。英語に抵抗がないことを示せるスコアですね。

700点以上:実務でのポテンシャル評価

業務で日常的に英語を使う部署や、海外の取引先とのメールのやり取りがあるような企業への挑戦において、足切りを突破できるのが700点以上のレベルです。「少し教えれば、英語を使った業務も任せられそうだな」と面接官に思わせることができます。

800点〜900点以上:強力な武器になるレベル

外資系企業や、高い英語力が必須となる専門職、海外駐在を前提としたポジションにおいて、明確な自分の「強み」として大きな武器になるレベルです。この点数があれば、英語力に関してはどこに出ても恥ずかしくありません。

もし600点未満だったらどうする?

もしあなたのスコアが600点未満(例えば400点や500点)だったとしても、応募する職種が全く英語を使わない仕事であれば、正直に書いてもマイナス評価になることはほぼありません。むしろ空欄にしておくよりはマシです。ただ、もし「点数は低いけれど、これからもっと英語を頑張りたい!」という意欲があるなら、資格欄には書かずに「特記事項」や「自己PR」の欄を使って、「現在、TOEIC700点取得を目指して、毎日1時間の学習を継続しています(現在のスコアは500点)」といった形で書くのがおすすめです。点数の低さを、学習意欲や向上心というポジティブな自己アピールに変換することができますよ。

TOEICスコアに有効期限はあるのか

ネットの掲示板やSNSなどで、よく「TOEICのスコアは2年経つと無効になるから、昔の点数は履歴書に書けないよ」という噂を見かけませんか。実はこれ、就活生や転職者の間で最も広まっている大きな誤解で、TOEICのスコア自体に有効期限は一切存在しません。あなたが3年前に取ったスコアであっても、10年前に取ったスコアであっても、その点数自体は一生有効なあなたの記録です。

ではなぜ「2年」という数字がまことしやかに囁かれているのかというと、それは公式認定証(Official Score Certificate)の再発行ができる期限が、受験日から2年以内と定められているからなんです。(出典:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会『公式認定証の再発行』)

つまり、企業から「面接の際に、TOEICの公式認定証の原本を提出してください」と言われたときに、手元に紙の書類が残っていれば何年前のものでも提出できますが、もし紛失してしまっていた場合、受験から2年を過ぎていると再発行ができず、結果として点数を証明できなくなってしまう、というのが真相です。

ただし、制度上の有効期限はないとはいえ、企業側が知りたいのは「10年前のあなたの英語力」ではなく、「現在のあなたがどれくらい英語を使えるのか」です。語学力は使わないとどんどん落ちてしまうものなので、あまりに古いスコア(例えば5年以上前など)を記載すると、面接官から「今はどれくらい喋れるの?」「最近は英語の勉強をしていないの?」と突っ込まれる可能性があります。最も理想的なのは、自分の現在の実力を正確にアピールするために、過去2年以内に受験した直近のスコアを記載することですね。

複数スコアを記載する際の注意点

最近では、英語の「聞く・読む(L&R)」だけでなく、「話す・書く(S&W)」といったより実践的なコミュニケーション能力を重視する企業が急増しています。そのため、「TOEIC® Listening & Reading Test」に加えて、「TOEIC® Speaking & Writing Tests」も受験しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もし両方のスコアを持っているなら、絶対に両方とも履歴書に記載するべきです。L&Rのハイスコアで基礎的な英語のインプット能力を証明し、S&Wのスコアで「実際にビジネスの現場で英語を発信できる力」を証明できるので、面接官に対して非常に強いアピールになりますよ。

複数記載する際の注意点としては、それぞれのテストの「満点の違い」を面接官に分かりやすく伝えることです。L&Rは990点満点ですが、S&Wは400点満点です。TOEICにあまり詳しくない面接官だと、「300点?ずいぶん低いな」と勘違いされてしまうリスクがあります。そのため、S&Wのスコアを書くときは、必ず「400点満点中であること」と「スピーキングとライティングそれぞれの内訳」を書き添えるのが、相手への素晴らしい気配りになります。

【複数テストを併記する際の見本】
202X年 X月 TOEIC® Listening & Reading Test 800点 取得
202X年 X月 TOEIC® Speaking & Writing Tests 300/400点 取得(スピーキング150点、ライティング150点)

日付を書く際も、L&RとS&Wを別の日に受験したのであれば、それぞれの「Test Date(受験日)」を正確に分けて記載するようにしてくださいね。

スコア取得日の正しい記載ルール

履歴書を書くうえで意外とやってしまいがちなミスが、この「スコア取得日」の勘違いです。履歴書の左側の列には必ず「年月」を書く欄がありますが、ここに何を書くべきか、正しく理解していますか?

繰り返しお伝えしている通り、履歴書に書くべき年月は必ず「実際に試験会場で受験をした日(Test Date)」です。TOEICの試験を受けた後、だいたい数週間後にインターネット上でスコアが先行して発表され、その後に紙の公式認定証が自宅のポストに届きますよね。この「ネットで点数を知った日」や「郵便物が届いた日」を履歴書に書いてしまう人が非常に多いのですが、これは厳密には間違いです。

公式認定証(Official Score Certificate)をお持ちの方は、紙の左側、あなたの顔写真のすぐ上あたりを見てみてください。そこに「Test Date」という項目で、西暦と月日が印字されているはずです。その年月をそのまま履歴書に書き写すのが正しいルールです。

企業によっては、内定を出した後に、提出されたスコアシートの受験日と履歴書の記載内容が一致しているか、人事部で厳格にチェックするところもあります。ここで日付がズレていると、「虚偽の申告をしたのではないか」「書類作成において確認作業を怠る人なのではないか」と、あらぬ疑いをかけられてしまうかもしれません。そうした無用なトラブルを避けるためにも、必ず手元の公式認定証をしっかりと目視しながら、正確に記載することを心がけてくださいね。

TOEICの正式名称に関するまとめ

さて、ここまで本当に盛りだくさんの内容をお話ししてきましたが、いかがでしたか。今回は、履歴書に記載するためのTOEICの正式名称や、関連する正しい書き方のマナー、そして選考を有利に進めるための点数の目安まで、履歴書作成で迷うポイントを網羅して徹底的に解説してきました。

記事のポイントを最後にもう一度おさらいしておきましょう。履歴書に書くべき最も標準的なテストの名前は「TOEIC® Listening & Reading Test」であり、「Test of English for International Communication」というような長すぎる英語のフルスペルを無理に書く必要はありませんでしたね。IPテストを受験した場合は必ず名称の後ろに「IPテスト」と書き添えること、そして「TOEICのスコアに有効期限の2年ルールがあるというのはウソ」という事実も、これでもう完璧に理解できたかなと思います。

履歴書は、あなたが企業に対して送る最初のお手紙のようなものです。そこで使われる言葉の正確さやマナーは、面接に進む前の重要な第一印象を決定づけます。なお、提出先となる企業ごとの細かい指定(公開テストのみ有効、〇年以内のスコアのみ有効など)や、募集要項の最新ルールによって求められる内容が異なる場合も十分にあり得ますので、応募する際は必ず企業の公式採用ページを隅々まで確認し、最終的な確認を行ってくださいね。

あなたが一生懸命に勉強して獲得したそのTOEICのスコアは、間違いなくあなたの努力の結晶であり、強力な武器です。今回お伝えした正しい書き方とマナーを武器にして、自信を持って書類選考や面接に臨んでくださいね。あなたの就職活動・転職活動が素晴らしい結果に繋がることを、心から応援しています!