職務経歴書で転職回数の多い40代が不利を逆転する書き方を徹底解説

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40代で転職活動をされているあなた。「職務経歴書で転職回数の多さがネックになっていないか」「何回からが不利になるのか」と、夜も眠れないほど不安を抱えていませんか?

同年代の友人は同じ会社で長く勤めているのに、自分だけ履歴書の職歴欄が足りなくなるほど転々としている……。「もう自分は社会から必要とされていないんじゃないか」なんて、ネガティブなスパイラルに陥ってしまう気持ち、痛いほどよくわかります。

特に40代は、これまでのキャリアが長い分、20代や30代のように「若気の至り」では済まされません。転職回数が5回、6回と増えてしまい、書類選考で落ち続けているという声も、私のところには毎日のように届きます。中には、短期離職やブランク期間があり、どう書けば良いのか、企業の印象が悪くならないか、と心配でペンが止まってしまっている方もいるでしょう。

でも安心してください。私自身、多くの40代のキャリアを見てきましたが、断言できます。転職回数が多いこと=即不採用ではありません。むしろ、多様な経験を積んできたことは、見せ方次第で強力な武器にもなり得るんですよ。重要なのは、その回数をどう見せるか、職務経歴書でいかに納得感のあるストーリーと実績を提示できるか、にかかっています。

この不安を解消し、書類通過率を劇的に上げるために、この記事では、転職回数が多い40代特有の悩みや、企業が本当に見ているポイント、そして具体的な職務経歴書の書き方を徹底的に解説していきます。諦めるのはまだ早いですよ。

この記事を読むとわかるポイント

  • 40代の平均転職回数と企業が「多い」と感じる基準がわかる
  • 転職回数が多い人が書類で不採用になる根本的な理由がわかる
  • キャリア式など、回数の多さをスキルと経験に変える職務経歴書の具体的な書き方がわかる
  • 短期離職やブランクをネガティブにせず説明するテクニックがわかる

職務経歴書で転職回数の多い40代の不安を解消!平均回数と企業の本音

まず、あなたの不安の正体を探りましょう。「自分だけがおかしいのではないか」という漠然とした恐怖を払拭するには、客観的なデータを知ることが一番です。そもそも、40代で転職回数が多いというのは、具体的にどれくらいなのでしょうか。そして、採用担当者は回数の多さについて何を不安に感じているのか、きれいごと抜きのエグい本音の部分まで解説します。

40代 転職 回数 平均は?何回から不利と見られるか

「私の転職回数は多すぎるのでは?」という疑問、ここ、気になりますよね。周りの人はあまり転職していないように見えるかもしれませんが、実際のデータはどうなっているのでしょうか。

結論から言うと、40代の平均的な転職回数の目安は、実は3〜4回程度と言われています。これは、決して少ない数字ではありませんよね。

日本の雇用流動化が進む中、40代ともなれば、新卒で入社した会社に定年まで勤め上げる人の方が、徐々に少数派になりつつあるんです。厚生労働省などの公的な調査を見ても、40代前半、後半ともに転職回数「3回」経験者は非常に多いボリュームゾーンなんですよ。

年齢層平均的な転職回数の目安企業が「多い」と感じ始めるライン採用担当者の心理
40〜44歳3回前後がボリュームゾーン4〜5回以上3回までは誤差。4回から「少し多いな」と履歴書を詳しく見始める。
45〜49歳3〜4回程度5回以上5回を超えると「定着性に難あり?」と警戒アラートが鳴る。

ですから、もしあなたの回数が3〜4回程度であれば、決して珍しいわけではない、という安心感を持ってもらって大丈夫です。「自分は異常だ」なんて思う必要は全くありません。

ただし、シビアな現実もお伝えしなければなりません。これが5回、6回となってくると、やはり企業側の見方は厳しくなります。特に、1年未満での退職(短期離職)が複数回ある場合は、「採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」という定着性への懸念を強く持たれやすいのは事実かなと思います。

実際に公的データを見ても、転職入職者の割合は年齢とともに変化しています。以下のデータを確認してみてください。

(出典:厚生労働省『雇用動向調査』

このデータからもわかるように、40代での転職自体は珍しくないものの、回数が増えれば増えるほど、それを納得させるだけの「理由」と「実績」が求められるハードルが上がっていく、と考えておくのが正解ですね。

転職回数が多い40代が書類選考で落ちる理由

「何社応募しても書類で落ちる…。やっぱり回数が多いからダメなんだ」と諦めかけていませんか?でも、ちょっと待ってください。

書類選考の通過率が低い40代の転職者には、共通の原因があります。それは、単に「回数が多いから」という数字の問題ではなく、職務経歴書が**採用側の懸念を解消できていないから**なんです。

採用担当者は、あなたの「過去の回数」を変えることはできないと知っています。彼らが見ているのは、「その回数を経て、今あなたがどういう人物になっているか」です。ここを履き違えて、ただ事実を羅列するだけの書類を作ってしまうと、間違いなくお祈りメールの山を築くことになります。

書類落ちする40代の典型的なNGポイント

  • キャリアの軸が見えない(一貫性の欠如): ある時は営業、次は事務、その次は飲食…といったように、業種や職種がバラバラで、一貫性がないように見えるケース。「結局、この人は何がしたいの?」「何が得意なの?」と担当者を混乱させてしまいます。
  • 転職理由がネガティブ・他責: 「給料が低い」「上司と合わなかった」「会社がブラックだった」など、環境や他人のせいにする退職理由が透けて見えるケース。これを書くと「うちに来てもまた文句を言って辞めるだろう」と判断されます。
  • 実績が羅列のみで具体的でない: 「営業をしていました」「マネジメント経験あり」と書くだけで、具体的な成果や数字(売上、コスト削減率、部下の人数など)が不明確なケース。40代に求められるのは「即戦力」なので、数字がないと評価のしようがありません。
  • 書類が長すぎて読む気を削ぐ: 経歴をすべて正直に書き込みすぎた結果、A4で5枚、6枚といった分量になっているケース。多忙な採用担当者は、パッと見て要点がわからない書類は、その時点で読むのをやめてしまうこともあります。

40代の転職において企業が求めているのは、ズバリ「即戦力として利益に貢献できるか」と「組織に馴染んで長く働いてくれるか」の二点です。あなたの職務経歴書が、この二点に対して明確な答え(=安心材料)を提供できていないと、「リスクが高い候補者」として弾かれてしまうのですよ。

逆に言えば、回数が多くても、この懸念さえ払拭できれば、書類選考を突破する確率はグンと上がります。「回数が多いから落ちる」のではなく、「伝え方が悪いから落ちる」のだと認識を変えてみましょう。

採用担当者が求めるキャリアの一貫性や即戦力性

では、具体的に採用担当者はどこを見ているのでしょうか。転職回数が多い40代の応募書類を見る際、彼らの視点は非常にシビアかつ鋭いものになります。回数の多さよりも重要視しているのは、以下の3点です。あなたの職務経歴書は、この3点を強烈に訴求できているか、今すぐチェックしてみてください。

1. キャリアの一貫性・軸(ストーリー)

経験社数が5社でも6社でも、「一貫して顧客の課題解決に尽力してきた」「業界は変わっても、常に組織のマネジメントという役割を担ってきた」といったストーリーの筋が通っているかどうかが最重要です。

一見バラバラに見える経験も、一つの線で結びつけるのがあなたの仕事です。「なぜその時、その転職をしたのか」という理由が、あなたのキャリアの軸(価値観や目指す姿)に基づいていることを示せれば、採用担当者は「なるほど、この人はブレていないな」と納得してくれます。

2. 実績と即戦力性(再現性)

40代は、ポテンシャル(伸びしろ)で採用される20代とは違います。教育期間なしで、入社初日から成果を出すことを期待されています。「何ができるか(スキル)」だけでなく、「前職で何を成し遂げ(実績)、それを御社でどう再現できるか(貢献)」を、数字と具体的なエピソードで示しましょう。

例えば、「売上を120%達成しました」だけでなく、「どのような課題に対し、どういう戦略でアプローチし、その結果どうなったか」というプロセスまで書くことで、あなたの問題解決能力が伝わります。また、売上だけでなく、チームの離職率低下や業務フローの改善によるコスト削減など、組織全体への影響力も40代ならではのアピールポイントです。

3. 定着性の見込み(コミットメント)

「採用してもまたすぐ辞めるのでは?」という疑念を晴らす必要があります。今回の転職理由が前向きで、応募先の企業で「腰を据えて長く働きたい」という強い意思と、それが嘘ではないと思わせる根拠が明確に読み取れるかを見ています。

特に短期離職が多い場合は、「これまでの転職はスキルアップのためだったが、40代になった今は、培った経験を一つの組織で長期的に還元したい」というような、フェーズの変化を強調するのも一つの手です。「御社こそが、私が求めていた最後の場所です」という熱意を、ロジカルに伝える必要があります。

40代 転職 地獄、後悔を避けるための心構え

ネットで検索すると、「40代 転職 地獄」「40代 転職 後悔」といった、思わず目を背けたくなるような怖いワードがたくさん出てきますよね。これらを見ると、「やっぱり動かない方がいいのかな…」と足がすくんでしまうかもしれません。

しかし、これらの失敗談の多くは、実は共通のパターンにはまっています。それは、「自己分析不足」や「情報収集の甘さ」から生じているケースがほとんどなんです。

よくある「地獄」のパターン

  • 年収につられて激務へ: 年収アップだけを最優先し、残業時間や休日などの労働環境を確認せずに転職。体力が持たず、早期退職に追い込まれるケース。
  • 社風のミスマッチ: トップダウンの会社からボトムアップの会社へ(あるいは逆)転職し、意思決定のスピードや文化の違いに適応できず、孤立してしまうケース。
  • 求められるスキルの誤認: 「マネジメント」を期待されていたのに、プレイヤーとしての動きをしてしまい、評価されずに居場所を失うケース。

こうした「後悔」を避けるためには、以下の二点を徹底することが不可欠です。

1. 転職理由の深掘り
なぜ前職を辞めたのか、あるいは辞めたいのか。それを「上司が嫌い」といった不満レベルで止めるのではなく、「自分はどういう働き方をしたいのか」「人生の優先順位は何か(お金?時間?やりがい?)」という価値観レベルまで掘り下げてください。ここが定まっていないと、転職先でも同じ不満を抱くことになります。

2. 企業研究の徹底(リアリティチェック)
企業のホームページを見るだけでは不十分です。口コミサイトを確認したり、転職エージェントから「実際の離職率は?」「活躍しているのはどんなタイプ?」といった内部情報を引き出したりして、入社後の自分を具体的にイメージ(リアリティチェック)してください。「こんなはずじゃなかった」を防ぐには、事前の情報収集が命綱です。

特に転職回数が多い40代は、「また失敗するわけにはいかない」というプレッシャーから焦ってしまい、内定が出たところに飛びついてしまいがちです。しかし、そんな時こそ一度立ち止まって「何を重視して働くか」という軸を固めることが、結果的に成功への一番の近道だと思いますよ。

職務経歴書 短期離職、ブランクの書き方

「試用期間で辞めた会社も書くべき?」「半年間の無職期間はどう説明すればいい?」など、職務経歴書の書き方で一番頭を悩ませるのが、この短期離職やブランクの扱いですよね。

結論から言います。原則として、社会保険に加入していた正社員としての短期離職も、数ヶ月以上のブランク期間も、職務経歴書に記載が必要です。「バレないだろう」と思って隠すと、後々社会保険の手続きなどで発覚し、最悪の場合、経歴詐称として解雇されるリスクすらあります。隠すのは絶対にやめましょう。

大切なのは、事実を正直に伝えつつ、ネガティブな印象を与えないように「見せ方」を工夫することです。

短期離職の書き方の工夫

短期離職をそのまま時系列(編年体)で並べると、どうしても「在籍期間の短さ」が悪目立ちしてしまいます。そこで、後述する「キャリア式」のフォーマットを活用します。

キャリア式であれば、個々の在籍期間よりも「どの職務分野で、どんなスキルを得たか」を中心に記載できるため、期間の短さをカバーできます。また、退職理由については、「一身上の都合」で済ませるのではなく、以下のように前向きな理由を1行程度で簡潔に添えるのが現実的です。

  • 「経営方針の変更により、当初予定されていたプロジェクトが解散となったため、早期に新たな活躍の場を求めて退職」
  • 「入社前の条件と実際の業務内容に大きな乖離があり、キャリアプランを再構築するため退職」

このように、「やむを得ない事情」や「キャリアへの真摯な姿勢」を伝えることで、単なる「こらえ性がない人」という評価を避けることができます。

ブランク期間の書き方の工夫

育児、介護、病気療養、あるいは転職活動が長引いたことによるブランク。これらも、ただ「空白」にしておくと、採用担当者は「この期間、何をしていたんだろう?働く意欲がないのかな?」と不安になります。

ブランク期間についても、「家族の介護に専念(20XX年X月〜20XX年X月)。現在は環境が整い、フルタイム勤務が可能」「この間、業務に関連する〇〇資格の取得に向けて学習に専念」など、何をしていたか、そして現在は問題なく働けることを簡潔に示しましょう。

特に40代であれば、親の介護などは誰にでも起こりうることです。隠さずに事情を説明し、仕事への復帰意欲が高いことをアピールすれば、マイナス評価にはなりにくいですよ。

もし、自分のケースでどのようにブランク期間を説明すれば良いか迷っている、あるいは文章にするのが難しいと感じているなら、専門家である転職エージェントに相談することをおすすめします。客観的な視点で、「企業に納得してもらいやすい言い回し」をアドバイスしてくれます。

職務経歴書で転職回数の多い40代が不利を逆転する具体的な書き方ノウハウ

お待たせしました。ここからが本題です。マインドセットが整ったところで、実際に手を動かしていきましょう。転職回数が多い40代のあなたが、書類選考の不利をひっくり返し、「会ってみたい」と思わせるために、職務経歴書で実践すべき具体的な書き方をテクニック論として解説していきます。

職務経歴書 書き方はキャリア式で回数の多さを目立たせない

転職回数が多い人(概ね4回以上)、あるいは職種や業界経験がバラバラな人に強く、強く推奨するのが「キャリア式(職能別)」というフォーマットです。

なぜキャリア式が最適なのか?

一般的な「編年体(時系列順)」で書くと、どうしても「入社→退社」の繰り返しが多くなり、読む側は「また辞めたのか」という印象を持ちやすくなります。短期間の在籍があれば、そこだけが悪目立ちしてしまいます。

しかしキャリア式なら、「法人営業」「プロジェクトマネジメント」「人材育成」「業務改善」といった職務分野(スキル)ごとに経験をまとめます。こうすることで、どの会社で経験したかに関わらず、あなたの「強み」の総量をアピールできるのです。「転職の多さ」ではなく「スキルの幅と一貫性」を強調できる、まさに40代・多転職組のためのフォーマットと言えます。

キャリア式の構成イメージ

  1. 職務要約: キャリア全体を俯瞰し、コアとなるスキルと実績をダイジェストで伝える(最重要)。
  2. 活かせる経験・知識・技術: 応募先で即戦力となるスキルを箇条書きで。
  3. 職務経歴(詳細): 「営業経験」「マネジメント経験」などの項目ごとに、具体的な業務内容と実績を記載。会社を跨いでまとめてOK。
  4. 職務経歴一覧(略歴): 最後に、入退社の履歴(会社名、在籍期間、役職)を時系列で簡潔にリスト化する。

この構成なら、採用担当者はまずあなたの「能力」に目が行き、その後に「履歴」を確認することになります。第一印象を「スキルのある人」にすることができるのです。

また、職務経歴書の枚数についても触れておきましょう。40代の職務経歴書は、情報量が多くなりがちですが、A4で2〜4枚程度が適切です。5枚以上になると読まれないリスクが高まります。転職回数が多くても、最大4枚までにまとめましょう。古い経験(20代の頃など)は思い切って要約だけにとどめ、直近10年程度、あるいは応募先に関連性の高い経験を厚めに書く「メリハリ」が重要ですよ。

職務経歴書 転職理由 多い場合もポジティブに変換

「転職理由を聞かれたらどうしよう…」職務経歴書や面接で、これが最大の悩みだという人も多いでしょう。ここで大切なルールがあります。それは、転職理由を「正直に書く必要はない」ということです。もちろん嘘はいけませんが、本音をそのままぶつける必要はないのです。

重要なのは、採用担当者に「この人は入社後に活躍し、長く定着してくれる」と納得してもらうことです。ネガティブな退職理由は、必ずポジティブな表現、つまり「未来に向けた行動」として変換して伝えましょう。

ネガティブな理由(本音)ポジティブな変換例(職務経歴書・面接用)変換のポイント
労働時間が長くてつらい
残業が多すぎる
「限られた時間の中で生産性を高め、より効率的に成果を最大化できる環境を志向しました」「楽をしたい」ではなく「生産性を高めたい」と言い換える。
人間関係が悪い・上司と合わない
パワハラ気味だった
「チーム全員が目標に向かって協力し合い、互いに高め合える組織文化の中で、自身の強みを発揮したいと考えました」「人が嫌い」ではなく「チームワークを重視したい」と言い換える。
給与が低い・評価に不満
いつまで経っても上がらない
「自身の出した成果や専門性を正当に評価される環境で、より高い目標にチャレンジし、事業貢献したいと考えました」「お金が欲しい」ではなく「正当な評価と貢献」と言い換える。
ノルマがきつい
売りつける営業が嫌だ
「数字を追うだけでなく、顧客の課題解決に真摯に向き合い、長期的な信頼関係を築く営業スタイルを追求したいと考えました」「ノルマが嫌」ではなく「顧客志向(質の追求)」と言い換える。

転職回数が多い場合は、「不満から逃げた」と受け取られるのが一番のマイナスです。そうではなく、「自身の成長と企業への貢献を最大化するために、キャリアの軸に沿って主体的に環境を選び直してきた」というストーリーに変換できるかが勝負の分かれ目です。「逃げ」ではなく「攻め」の転職だったのだと、自信を持って語れるように準備しておきましょう。

40代女性や非正規が多い場合の職務経歴書作成術

40代の女性の場合、結婚、出産、育児、あるいは介護などのライフイベントによって、キャリアが断続的になったり、パート・派遣などの非正規雇用の期間が長かったりすることも珍しくありません。「正社員歴が少ないからアピールできることがない…」と卑下する必要は全くありませんよ。

これらもすべて、あなたのかけがえのない「経験」です。自信を持って、ポジティブに言語化していきましょう。

非正規経験(パート・派遣)の書き方

雇用形態に関わらず、企業が見ているのは「実務能力」です。「パートだから責任のある仕事はしていない」と思い込まないでください。「そこでどんな役割を担ったか」「どんなスキルを身につけたか」に焦点を当てて深掘りしましょう。

例えば、飲食店のパート経験であっても、以下のように書けば立派なビジネススキルになります。

  • 「新人スタッフ5名の教育担当として、業務マニュアルを作成し、独り立ちまでの期間を2週間短縮した」
  • 「在庫管理を徹底し、食品ロスを月間10%削減した」
  • 「常連客の好みを把握した接客で、店舗の売上目標達成に貢献した」

このように、「売上管理」「人材育成」「業務改善」「顧客対応」など、正社員に通じる普遍的なスキルを抽出し、具体的な実績として記載してください。

アピールすべき軸

40代女性の転職では、ワークライフバランスの改善や、これまでの経験を活かした専門性の追求が重視されがちです。職務経歴書では、以下のような点を強調すると、企業の安心感につながります。

  • 多様な環境への適応力: 複数の職場や雇用形態を経験したからこそ、新しい環境や人間関係にも柔軟に馴染めること。
  • タイムマネジメント能力: 家事や育児と仕事を両立してきた経験から、限られた時間の中で最大の成果を出す段取り力があること。
  • 高い定着意欲: 「子育てが一段落したため、今後は正社員として腰を据えて長く働き、キャリアを積み重ねたい」という強い意思。

職務経歴書 添削を活用して書類通過率を上げる方法

ここまで書き方のテクニックをお伝えしてきましたが、正直なところ、自分の書いた職務経歴書を客観的に評価するのは非常に難しいものです。「これで本当に合っているのかな?」「独りよがりになっていないかな?」と不安になりますよね。

実際、40代の書類通過率は平均して5〜10%前後と言われており、非常にシビアな世界です。20代の頃のように「熱意」や「勢い」だけで通ることはほぼありません。だからこそ、職務経歴書の完成度が命になります。

もし、職務経歴書に少しでも自信がないなら、プロの添削を受けることを強く、強くおすすめします。自分一人で悩んで時間を使うよりも、プロの視点を入れることで、書類の質は劇的に向上します。

転職エージェントの添削で得られる4つのメリット

  • 客観的な強みの発掘: 自分では「当たり前」だと思っていた経験が、実は市場価値の高いスキルだと気づかせてくれる。
  • 最適なフォーマットへの調整: キャリア式など、あなたの経歴の「弱み(回数の多さ)」を隠し、「強み」を最大化する構成を提案してくれる。
  • 具体的・数値的な表現への修正: 抽象的になりがちな実績を、採用担当者に刺さる具体的な数字やキーワードを使ってブラッシュアップしてくれる。
  • ネガティブ理由の変換: どうしてもネガティブになりがちな転職理由を、説得力のあるポジティブなストーリーに書き換える助言をもらえる。

特にハイクラス向けや40代の転職に強いエージェント(JACリクルートメントやリクルートエージェントなど)は、職務経歴書の作成から面接対策まで包括的にサポートしてくれます。彼らは「採用担当者がどこを見ているか」を知り尽くしています。無料で使えるサービスですので、活用しない手はありません。ぜひプロの力を借りて、書類通過率を底上げしてください。

よくある失敗例と書類選考 通らない人のチェックリスト

最後に、書類選考が通らない人が共通して陥っている失敗パターンをチェックリストにまとめました。職務経歴書を提出する直前に、必ずこのリストで最終確認を行ってください。これをするだけで、凡ミスによる不採用を防ぐことができます。

書類選考NGパターン チェックリスト

  • ただの自分史になっている: 転職歴を時系列で羅列しただけで、「どんなスキルがあるか」「何ができるか」という軸や強みが伝わってこない。
  • 感情的な言葉が含まれている: 退職理由に、前職への愚痴、不満、被害者意識が滲み出てしまっている。「人間関係」「ブラック企業」などのワードはNG。
  • ボリューム過多: 職務経歴書が4枚を超えており、文字がびっしりで余白がない。読み手の負担を考えていない独りよがりな書類になっている。
  • 使い回しをしている: どの企業にも同じ職務経歴書を送っている。応募先企業が求めているスキル(キーワード)が盛り込まれておらず、カスタマイズの跡が見えない。
  • 基本のマナー違反: 誤字脱字がある、西暦と和暦が混在している、フォントやレイアウトが崩れている。40代でこれが出来ていないと「仕事が雑な人」と判断されて即落ちします。

特に重要なのが、4つ目の「カスタマイズ」です。40代の転職活動において、応募先ごとに**内容を微調整すること**は必須です。求人票を熟読し、そこに書かれている「求める人物像」や「必須スキル」に関連するキーワードを抜き出し、それに合致するあなたの経験を職務経歴書の冒頭(職務要約)や実績部分で強調してください。「私はまさに、あなたが探している人材です」と書類でプレゼンするのです。そうすることで、企業の採用意欲は格段に上がります。

まとめ:職務経歴書で転職回数の多い40代でも成功するための戦略

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。この記事では、職務経歴書で転職回数の多い40代が不安を解消し、書類通過率を上げるための具体的な戦略と書き方ノウハウを解説してきました。

最後に、もう一度お伝えしたいことがあります。それは、転職回数が多いことに引け目を感じたり、自分を卑下したりする必要は全くないということです。

大切なのは、回数の多さに怯えるのではなく、それを「多様な環境に適応し、数々の修羅場をくぐり抜けて成果を出してきた経験値」として再定義することです。3回や4回といった平均的な回数に縛られる必要はありません。あなたの持つ即戦力性、専門性、そして「次こそは腰を据えて貢献したい」という定着への強い意欲を、職務経歴書というツールを使って存分にアピールしてください。

もし、一人で職務経歴書の作成やキャリアの棚卸しに行き詰まってしまったら、迷わずプロの転職エージェントのサポートを受けてください。客観的なアドバイスをもらうことは、決して恥ずかしいことではありません。自己流で悩み続けて時間を浪費するよりも、プロと二人三脚で進める方が、効率的に、そして確実に成功をつかむことができますよ。

あなたのこれまでの頑張りが正当に評価され、納得のいく転職ができることを、心から応援しています。自信を持って、一歩を踏み出してくださいね。

なお、ここでご紹介した数値データはあくまで一般的な目安であり、業界や企業によって判断基準は大きく異なります。最終的な判断や行動を起こす際は、必ずご自身で正確な情報を確認し、必要に応じて専門家(キャリアコンサルタントなど)にご相談ください。